10月からの消費税増税と同時に、キャッシュレス決済によるポイント還元制度がスタートしました。
現金以外の決済方法で支払うことによって、購入額の2%もしくは5%がポイント還元されるという取り組みで、キャッシュレス還元マークが掲示されている対象店舗にて2020年6月末まで実施されます。1ポイントは1円に相当するので、上手に活用すれば増税分の負担を軽減することが可能です。
とはいえ、「クレジットカードはできるだけ使いたくない」「スマホ決済はなじみが薄いので不安」という人は、キャッシュレス決済に消極的かもしれません。そんな人におすすめなのは、SuicaやPASMOなど、多くの人が利用している交通系電子マネーです。
ポイントが還元される交通系電子マネーは、Suica、ICOCA、SUGOCA、PASMO、manaca、nimoca、PiTaPaの7種類。それぞれにポイント還元方法などの違いがありますが、ここでは代表として「Suicaカード」のポイント還元の利用法をご紹介します。
①WEB上でSuicaカードを登録する
手持ちのSuicaカードに記載されている番号をJREポイント(=JR東日本の共通ポイント)のWEBサイトに登録します。
Suicaカードに氏名の印字がない無記名カードの場合、そのままでは登録できないため、JR東日本の駅の多機能券売機もしくはみどりの窓口で記名式カードへの変更手続きをすませ、登録しましょう。この登録手続きを行わないと、ポイント還元を受けることができません。
②Suicaカードを使って支払う
キャッシュレス還元マークが掲示されている対象店舗でSuicaカードを使うと、2%もしくは5%がポイントとして貯まります(Suicaが使用できない店舗もあるため、事前に確認してください)。さらにSuica独自のポイントとして、SuicaカードでJR東日本の在来線を利用すると200円ごとに1ポイント還元。
また、Suica加盟店(NewDays、KIOSK、イトーヨーカドーなど)では2%のポイントが還元されます(2020年6月末までのキャンペーン期間中のみ)。キャッシュレス還元マークが掲示されており、かつSuica加盟店の場合は、あわせて最大7%のポイントが還元されることになります。
③貯めたポイントをチャージする
還元ポイントは、翌月に1ポイント=1円相当のチャージとして利用が可能です。JREポイントのWEBサイトでチャージを申し込み、その翌日から7日以内に駅の自動券売機にSuicaカードを投入すれば、チャージが完了します。
交通系電子マネーは、セキュリティ面の安心感が高いのもメリットです。ポイント還元ツールとして、ぜひ活用してみてください。
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